9月9日、控え室の私のメールボックス、母校である市立川越高等学校(私の時代は川越商業高等学校)のソフトテニス部の皆さんが、市長・教育長・議長にあてた『お願い』の文書のコピーが入りました。
内容を要約すると以下のようなものでした。

「学校にコートがなく、部活のたびに移動しています。
先生に車を出してもらっているが、移動のたびに荷物を運ぶのが大変です。
学校の中庭に、人工芝のコートを作ってください」

市立川越高等学校ソフトテニス部は、平成23年に生徒手帳の規定にのっとり同好会として発足しました。
その後、一定の手続きをへて、職員会議で承認されて『部』として活動が始まったそうです。
しかし練習する場所がなく、近隣の野田中学校・城南中学校や狭山市の新狭山公園テニスコートを借りて練習しながら、関東大会やインターハイの県予選、新人大会の、個人や団体で出場して活動をしているそうです。
まるでジプシーのような活動を行っています。
もしも、移動中に事故にでもあったら、だれが責任をとれるのでしょうか・・?
私はテニスをするためのラッケトやボールは個人で準備すべきものと考えます。
しかし、練習するためのコートは、学校の責任において用意するべきものと考えます。

そこで、
一般質問の『校名年変更から10年 市立川越高等学校の成果について』の中で、
この件に関して、教育委員会に伺いました。

■ 質問 ■
 ソフトテニス部の活動場所は、学校設置責任者である市が、確保すべきと考えますがいかがお考えでしょう。
■ 教育長答弁 (要約) ■
 ご答弁申し上げます。
 ソフトテニス部の活動場所は、市の責任において確保すべきとの意見についてでございますが、市立川越高等学校のソフトテニス部の生徒や顧問が、十分な活動場所がなく、不自由な思いをしているということにつきましては、承知しております。
 現在、市立川越高等学校では、隣接地にテニスコートを3面所有しており、主に硬式テニス部が練習場所として使用しております。新たな活動場所の確保につきましては、財源などの問題もあり、今すぐということはなかなか難しいものと考えられます。
 テニスコートの使用については、市立高校の中で、これまでにもさまざまな経緯があったと聞いておりますが、現在あるテニスコートを中心に、まずは、学校内におきまして、よりよい方向で調整できるよう、学校を支援してまいります。