2月5日(火)〜7日(木)まで文教常任委員会の視察に参加した。
河越氏館跡地の整備の参考に福井市の『朝倉館跡の整備について』現地見学をした。雪の中の視察で北陸の厳しい冬の寒さを実感する事となった。
視察の2日目は和歌山市へ移動した。和歌山市では、『IT機器利用による基礎学力向上への共同研究』マイクロソフト社が開発した手書き入力ノートパソコンを使用してしての授業は、教師が今まで培ってきた指導力と結合し、より質の高い教育が求められ地いるようだ。
三日目の岡崎市は私自身が希望して実現した視察だけに楽しみな、視察でした。
何しろ最終日には9回の乗換えで川越に帰ってきた。非常にハードな視察であったがそれだけに実りの多い視察でもあった。
『岡崎市の児童育成センターと学区子どもの家について』

川越市では放課後児童健全育成事業として学童保育室がある。岡崎市では42区の学区全てに『学区こどもの家』が設置されている。
この施設は、川越市の児童館のような物でレクレーション室といわれる、バレーボールのコート一面を優に取る事ができる軽体操室と造形室兼図書室・事務室・その他を備え、指導員が配置されて、使用料は無料だ。それに加えて川越市の学童保育室にあたる『児童育成センター』が『学区こどもの家』に併設されている。
『児童育成センターは』公設公営のものが24施設民説民営の物が8施設ある。
費用は公設の物は月額6,000円とおやつ代1日100円以外は費用はかからない。私立を利用する家庭にあっては、月額2,000円を上限として補助している。
岡崎市は、平成21年までに39箇所で開設を予定していると言う。
岡崎市の子どもたちは遊び場には恵まれているようだ。
ただし良いことばかりではなかった。
『児童育成センター』の定員は50名で、3年生以下は定員を超えて受け入れを行っているが、それ以外は定員で切られてしまう。川越市の場合は4年生以上の児童も希望があれば受け入れている。
学童保育室の有り方には、色々と課題があるようだ。今後も調査・研究して行きたいと思っている。